翌朝、真璃が、ドアをノックする音で目を覚ました。
「ねえ、起きてる?そろそろ皆が来ちゃうよ」

あのまま殆ど片付けずに寝てしまったから、縄や、バイブや、ティッシュやらが、床に落ちている。

「分かった、起きたから」
「朝のコーヒーとトースト、できてるから」
のやり取りだけで、幸い、ドアを開けずに、真璃は戻って行った。

二人とも素っ裸だった。
「いい朝だ」
「ほんと」
と、美和も隣で胸を隠しながら笑った。

可愛い奴だ、真璃の引っ越しでなかったら、もう一度抱いてやってもいいのだが。

大急ぎで片付け、身支度してから朝食を済ませると、すぐに友達が顔を出してきた。
3人とも男の子、まあ、力仕事だからそういうものか・・・
「真璃ちゃん、人気もんだねー、本命はどいつだ?」
「やだ、違うわよ、ただの友達」

そんなこと言っているうちに、業者も来て二階から荷物を運び始めた。
業者二人を含め男手6人は、多すぎる位で、私は途中から口先だけの仕事に専念し、手は時々美和の尻をこっそり触ることに集中した。

皆の目があるところで、いやらしく尻を撫でられることに、美和の方も嬉しそうに、ダメとか言っていた。

1時間もせずにトラックは出て行った。
美和の車で、新居へ追いかけるが、真璃は、友達たちと別の車で向かった。

運び込みも、早かった、業者は帰り、友達も大物を据え付けると、衣類の段ボール開けは遠慮するように、キッチン周りのものだけ出して帰って行った。

美和が、食事でもして行ってと出前を頼もうとしたが、それも断って、さーっと帰って行ってしまい、
「いいのー?」
「大丈夫、後でフォローしておくから」
の親子の会話で終わってしまった。

段ボール開けを手伝おうとしたが、やはり若い娘のものに手を触れるのは嫌がられるだろうと憚っていると、
「じゃあ、私達も帰るから」
と、あっけなく帰り支度となった。

「お前だけでも手伝ってやったら?」
「いいのよ、念願の一人暮らしなんだから、勝手にさせておけば」

車で、美和の家に戻ると、
「さあ、私達も自由よー」
と、美和は、服を脱ぎ始め、シャワーを浴びに行ってしまった。

「えー、まだ昼食ってないぞ〜」
鼻歌しか聞こえない。

冷蔵庫から、缶ビールを取り出し、とりあえずチーズと生ハムで飲み干した。

美和が出て来ると、早く早くと浴室に追い立てられ、戻ってきたときには、部屋はカーテンが閉められ薄暗くなっていた。

「お前も好きだな〜」
「お嫌いですか、こんなメス」
と、美和は床に正座する。

「いや、大好物だよ」
「はい、じゃあ、ご挨拶から」

挨拶を受け、この前買ってきておいたブルーシートを広げて、バスタオルを巻いたままの美和を縛り上げた。

ブルーシートを広げたときから、予想はしていただろうが、蝋燭を取り出すと、もう乳首を立てている。
「そんなに好きか?」
「ええ、ご主人様のされることは何でも大好きです」

「上手いこと言って。こんなことされても嬉しいのか?」
と、バスタオルの胸の隙間から手を入れ、乳首を捻り上げてやった。

「あ、ぁぁぁ」

蝋燭に火を点け、美和の前に立てておいて、バスタオルを縄から抜き出すように剥ぎ取った。
乳首は張切って、股の合わせ目を開かせると、もう濡れている。

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その滑りを乳首に擦り付けながら、硬くなった私のものを美和の濡れたところに添えてやった。
「これがそんなに欲しいのか?」

「はい」
「いいぞ、しゃぶれ」

美和が膝立ちで口に含むと、ぬるっと美和の舌が絡みつき、先端をから裏側を這うように舐めながら私の顔を見上げる。
この顔が好きだ、美和の顔じゃなく、女がしゃぶりながら上目遣いで、男の様子を窺う顔が。

「その顔が、好きだ」
美和は、はいと言うように、ゆっくりと瞬きをした。

「捨てるなら死ぬって言うくらい、俺にぞっこんになるまで放さない」
もう一度、美和がゆっくりと瞬きをした。